さて今回は新型ジムニー JB64のフォグランプを純正LEDに自分で交換しましたので紹介します。
長くなりますので前編、後編に分けました。
そもそも私は新型ジムニー JB64 XCグレードのハロゲンフォグランプを純正LEDフォグランプに交換する予定は全くありませんでした。なぜなら冬季の降雪時にLEDヘッドライトだと熱を殆ど発しない為雪が溶けないからです。XCグレードはヘッドライトウォッシャーが標準装備とは言え、どこまで有効か今のところ分かりませんので不安です。厳寒期はプリウスやゼスト等でウインドウォッシャーが凍り付いて機能しないことが結構ありましたので…。せめてもの保険としてこの新型ジムニー JB64はフォグランプだけでもハロゲンのままにしようと思っていました。ご存知の通りハロゲンですと熱を発するので雪が溶けやすいです。
此方が既存のハロゲンフォグランプです👇赤みがかっているのがお分かりいただけるかと思います。決して悪くはないです。
しかし、以前の記事にも書きましたように、新型ジムニー JB64に乗って夜間走行を繰り返した結果、ヘッドライトがLED化されることで「圧倒的に虫が来にくい」「ハロゲンに比べて視界がきわめて良好」という事を目の当たりにしました。田舎の道では虫が否応なしに寄ってきます。車体に当たってしまう虫たちもかわいそうですし、取れにくいのでその都度清掃が本当に大変です。以前の記事は此方👇
そこでフォグランプの方も純正LEDにしようと決心しました。安価な社外品もあるようですが、ランプの光軸が適正でないと他の車に迷惑になる為除外しました。時々光軸のズレたフォグランプで半端なく眩しい車がいますよね。高価ではありますがやはり純正のLEDフォグランプの方がより自他ともに安全かと思います。詳細は此方です👇
フォグランプはそもそも悪天候時（霧、豪雨、吹雪など）の走行中の安全の為に使用するものですが、私は悪天候時はもちろん、見通しの悪い峠道や歩行者が飛び出してきそうな狭い旧道、高速道路上でも積極的に使用します。特に通常のヘッドライトではカバーしにくい近距離底面の高角をカバーしてくれます。ですので夜間の歩行者確認が一層しやすくなります。プロのドライバーは自車の存在を知らせるために日中でもライトを照らす方が多いですよね。峠道などでも日中にランプを点灯するとカーブミラーに移るので自車の存在を積極的に知らせることが出来、注意喚起により事故抑制に繋がります。
あと最近多いのが、高速道路上で自車を追い越した車が追い越し後に直ぐに車線変更をして、自車のすぐ前の走行車線に割り込んでくるケース。せっかく車間距離をとって自分は走行しているのに車間距離が殆どなくなり、怖い思いや不快な思いをされる方も多いことかと思います。教習所の高速道路講習でしっかり教えて頂きたいですね。私の個人的な経験上、日中でもランプを点灯しておくことによって、自車の存在がアピールされるので危険な割込みが激減します。このように二車線以上の高速道路上では他車に自車の存在をアピールし、車間を意識して頂くことが出来ます。※あくまで個人の見解です。当然ながら危険な煽り運転はやめましょう。
さて交換作業ですが、スズキのお店に交換を依頼するか、自分で交換するか迷いましたが、フロントグリル交換の際もなんとか自分でできましたので純正部品を楽天の「ネットショップひので」さんにて注文し（ポイントが沢山つくので有難い！）、同封の『取付説明書』を見ながら自分で交換することにしました。結果、結構悪戦苦闘することになりました…。慣れている方なら問題ないと思います。
私個人の感じた100ポイント上限の難易度レベルで言うと「フロントグリル交換（作業時間約30分）」が55ポイントだとすると今回の「フォグランプ交換（作業時間約1時間20分）」は85ポイントぐらいでした。たとえるなら陸戦型ザクⅡからグフになったぐらい驚異的でした。ガンダム知らない人すみません…。
まず付属のパーツを確認します👇
同封の物はライト左右と『取付説明書』『取扱説明書』のみです。工具は自分で既存の物を用意しました。そして次に車庫内で壁から3メートル離れた位置に車を駐車し、既存のハロゲンフォグランプの光軸を確認します。
左右光軸の箇所に印の黄色いテープを張りました。これがフォグランプの適正光軸です。これが適正な位置より上がると他車へ迷惑をかけて危険です。※車庫内が汚くてすみません。斜面を掘って作った駐車場なのでどうしても若干雨水が漏れ出てしまいます。次はいよいよバンパーを外します。それっ！
と、まぁこんな感じに『スターウォーズ』の外装外されたドロイド状態になります（笑）この作業、そこまで器用ではない私にとっては結構大変でした。外したクリップやボルトやネジがこんなにたくさん！
『取付説明書』も同封されてますので安心ですがそこまで詳細には書かれていません。次回は後編を書きますので引き続きご覧いただければ幸いです。合掌
