のぼうず ブログ

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新型ジムニー JB64 自分でオイル交換に挑戦・走行距離3,873㎞(前編)

新型ジムニー JB64が平成30年8月17日に納車されてから4か月が経ち、走行距離は3,873㎞になりました。

 1回目のオイル交換は走行距離1,080㎞の時にいつもの自動車整備工場でお願いしましたので、前回交換後 2,793㎞走ったことになります。前回交換時に整備士さんがジャッキUPせずに潜り込んでドレンボルトを外し、簡単にオイル交換されているのを拝見し、「これなら自分でできそうだな。」と目論んだ次第であります。その時の記事は此方👇

www.nobouzu.jp

今回は「自分で挑戦!」という事で、整備士の友人にご意見を頂戴しながらあれこれ必要な道具を揃えました。

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 用意した道具

写真左から順番に

① オイルジョッキ(最大容量3L。ホームセンターが安かったです。)
② エンジンオイル(ジムニーは5W-30。まとめ買いで4缶購入)  
③ エンジン保護剤(ハイブリッドですがジムニーにも最適だそうです。) 
 ④オイルエレメント(フィルターです。スズキ純正品をまとめ買いしました) 
 ⑤フィルターレンチ(エレメントの上に写ってる物。このサイズがピッタリです。) 
⑥メガネレンチ(14㎜の物を道具箱から用意)
⑦トルクレンチ(ドレンボルトを既定のトルクで締める為の物。前回の記事でも紹介してますが、締め付けトルクが合いませんので別途以下の物をそれぞれ購入が必要となります。共に差込角:9.5sqのものです。
※フィルターレンチ用のトルクレンチは此方 👇
 ※レンボルト用のトルクレンチは此方 👇
  ⑧オイル廃棄用の缶(本来はホームセンターで売っているオイル廃棄ボックスを使う。写真撮影する為に用意)
⑨コロコロ荷台(下に敷いているものです。既存の物を代用。高さ約7.5cm)
⑩ドレンパッキン(まとめ買い。上の写真には写っていません。) 
⑪ドレンボルト締め付けトルクレンチ用のソケット(14㎜で差込角:9.5sqのもの。※ドレンボルトの締め付けには別途エクステンションを用いた方がやりやすいです。)
⑫新聞紙(汚れ防止用)
⑬キッチンペーパー(汚れふき取り用)
⑭食器用洗剤(手についたオイルの除去用)
⑮パーツクリーナー(構造物の掃除用)
⑯バッテリー式のワークライト(既存の物を用意。種々の場面照明用。重要です。) 
⑰輪留め(既存の物を用意。万が一の事を考えて車輪にかまします。)
新型ジムニー JB64を愛する心(皆様既にお持ちですね(笑)重要です。)
 
以上となります。
 これだけの物を全部集めようと思うと初期費用が結構かかりますが、私の場合ですと楽天のポイントなどを差し引いて計算すれば、やはり自分でオイル交換した方が長期的に見ると随分安いです。(その分、時間を要しますが)フィルター交換となると5,000円程度はかかりますものね。
 

オイル&フィルター交換作業の流れ

さて、必要な物がそろったところで早速作業にかかります。今回は新型ジムニー JB64のオイル&フィルター初交換という事で整備士の友人に来ていただき、指導して頂きながら作業をすすめました。

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まず作業に入る前に念のため、輪留めをします。エンジンオイルのドレンボルトはフロント側から潜り込めば十分に手が届きます。このようにコロコロ荷台を使いました👇若干高さが高すぎますが、車専用ではないのでまぁ良いでしょう。

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メガネレンチ(14㎜)でドレンボルトを緩めます。この時に勢いよく回すとオイルが溢れてきて、メガネレンチがオイルまみれになりますので、手で回せるぐらいに緩めれたら、メガネレンチをどけて廃棄用の缶をドレンボルトの有る位置の下に敷きます。それから手でドレンボルトを回して外したら速やかに手を引いて自分も出ます。直ぐにオイルが「ダー」っと落ちてきます。オイルが垂れきったら缶を一度引いて見てみました。

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よく見てみましたが、鉄粉のような物は見受けられませんでした。3,000㎞弱で結構汚れるものですね。

オイルが垂れきったら新しいドレンパッキンを用意します。純正品ではないようですが此方の物を用意しまいた。毎回交換した方が良いそうですのでまとめ買いです。

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ドレンボルトの締め付けトルクは35N・mです。タイヤ交換の時に使用したトルクレンチを使用して締めました。※旧型ジムニー JB23のドレンボルトのサイズは17㎜で締め付けトルクが異なりますのでご注意ください。

 

次はいよいよフィルター交換です。フィルター交換は「ラテラルロッド」や「ステアリングダンパー」がある関係上、それらが障害となってフロント側からは外せませんので、リア側から潜り込んで手を伸ばして外します。この様な位置関係です👇轢かれているわけではありませんのでご心配なく(笑)これで右手がフィルターに届いている状態です。

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リア側から潜り込むには高さが低くてコロコロ荷台が使えませんでしたので新聞紙を引いて直に潜り込みました。車用のスロープがあればもっと簡単に潜れたでしょうね。いい余剰木材が有るので次回は自作を考えます。此方の写真はフロント側から写してます👇フィルターレンチで緩めて手で回せる位にします。

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 後はドレンボルトと同じ要領で手際よく外してオイルが落ち切るのを待ちます。勿論下にオイル受けを用意するのを忘れずに。フィルターを外した状態はこんな様子です👇

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オイルが落ちきったら新しいフィルターを取り付けます。

用意したフィルターは新型ジムニー JB64に初めから着いていたものと全く同じ物を用意しておきました。スズキ純正部品ですので安心ですね。DENSO社の物でタイ製の様です。値段も意外と安いです。所謂「ショートタイプ」と言われるものだそうで、持った感じも結構小さいです。

純正のフィルターの接合部には初めから「グリース」のような物が塗布されています。パッキンがしっかり漏れを防ぎ接合する為の処理だそうです。

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フィルターの締め付けトルクは種類によって色々あるそうですが、14N・mでよいそうです。此方はフィルターレンチに合うトルクレンチがこの時はありませんでしたので、普通に感覚で締め、整備士の友人に最終チェックしてもらいました。

フィルター取り付けが完了したら、パーツクリーナーでドレンボルトやフィルター周辺のオイル汚れを綺麗に掃除します。友人曰く、

「エンジン回りは非常に高熱になり、オイルが残っていると危険なので取り除かなければならない。」

とのことでした。パーツクリーナーはホームセンターで購入できます。

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長くなりますので「前編」はここで終わります。

まさか素人の自分がオイル&エレメント交換を行うとは購入当初は考えていなかったのですが、とにかく愛車への愛着が一層わきますし、あれこれ考えて道具を準備するのも、作業している時間も全て楽しいです!

次回の「後編」ではいよいよエンジンオイルとオイル添加剤を入れていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。合掌。