のぼうず ブログ

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新型ジムニー JB64のタイヤ交換(その2…1000㎞走行後のレビュー)

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このアングルが好きです。スポーティーでカッコよくないですか?タイヤもノーマルに比べて大きいせいか安定感がありますね。交換タイヤは此方👇

 さて、今回は前回の続きで、新型ジムニー JB64のタイヤ交換後1000㎞程度走行後のレビューです。ただし先に申しておきますがあくまでも素人レビューです。私はジムニストではありませんし(※以前、家族がジムニーワイド JB33 AT車を所有。自分も借りて乗っていた程度)、車に対しての専門的な知識があるわけでもありません。そこで、このブログの種々レビューでは私が素人ながらに感じるマイナス要素等もあえて率直に書いていこうと思っています。皆さんの参考になればと思っています。

まず、ノーマルタイヤから交換して直ぐに感じたことは、想像以上に静かで直進安定性も申し分なし、と言う事です。見た目のパターンが結構厳ついですが、それと反してオンロードでの静粛性に優れています。高速走行時も意外に安定して走れました。当然、ノーマルタイヤ(ブリヂストン デューラー)には負けるでしょうが。

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横から見た姿。フロントタイヤとリアタイヤの丁度中心にドライバーが位置します。

以下、1000㎞程度走行してみてのメリット、デメリットを上げていきます。

〇 メリット

  1. なんといってもカッコよさ。写真をご覧いただいてもバランスいいとおもいませんか?私の自己満足だったりして…。このタイヤはMTタイヤに比べて厳つさも抑え気味で程よいと思います。
  2. オフロード走行時での路面に対する食いつき具合がすごいです。こんなに違うんですね。アクセルを踏んだらダイレクトに動力が路面へ伝わっている感覚があります。きっとMTタイヤなら尚いいんでしょうね。※あくまでもノーマルタイヤ仕様の軽トラ 4WDと比較して。
  3. 最低地上高が若干上がる。此方のタイヤの外径は720㎜です。ノーマルタイヤ(DUELER H/T684Ⅱ)の外径が調べてみたところよくわかりませんが、カタログ値の最低地上高が205㎜。タイヤ交換後の素人採寸による最低地上高(リヤデフ玉の位置)が約222㎜でしたので、約17㎜程度のUPとなっております。高速走行時には逆にデメリットとなりますね。
  4. コストパフォーマンスが高い。※あくまでもネット上のレビューと私の個人的な見解です。オフローダーに人気のタイヤ「BF Goodrich」は倍近い値段です。また、そもそもジムニーのタイヤは軽自動車にしては大径です。一般的な軽自動車のタイヤと比べたら高額になりますのでご承知おきください。
✖ デメリット
  1. おそらく燃費の低下が考えられます。実測しておりませんのであくまで推測ですが…。信号待ちなど停車時からの出だしも若干モッサリした感じです。ただしMT車の場合、踏み込めば前の先行車両に遅れるようなことはありません。
  2. 雨天時に滑りやすくなります。雨天時のワインディングで先行車両に追従する程度の速度でしたが、真ん中の線を踏んでしまったときに少しだけスリップしました。このタイヤは外側がMTパターンだからか、コーナリング時に結構滑ります…。
  3. 激しい運転ではフロントバンパーに干渉します。私有地で少しスピードを出しながらコーナリングテストしたところ若干干渉しました(右急カーブ時に左フロントサスペンションが沈みこみ、ビッ!ビッ!という音を立てて、左のフロントタイヤがおそらく樹脂製バンパーに若干干渉しました。後で調べてみたところ破損などもなく、問題なさそうでした。もし横転していたら史上初の新型ジムニー横転になっていたかもしれません…。)。なのでクロカンされる方でこのサイズを履くご予定の方は当然ながらインチアップ必須になるでしょう。そろそろ各ショップからサスやコイルスプリングが発売される頃ですかね。まぁ普通に運転する分には問題ないかと思いますがあくまでも自己責任でお願いします。※平成30年11月19日追記…まもなく走行距離3000㎞に達しますが、オンロードでちょっとした段差を乗り越えるなど、普通に走る分には全く問題有りませんでした。「モンスタースポーツ」から20㎜アップのサスペンションセットが発売されたら購入を検討します。現在開発中の様です。
  4. 走行距離メーターと速度メーターに若干の誤差が生じます。外径がノーマルタイヤよりも大きいのでおそらくメーターの走行距離よりも5%程度実際の走行距離が長い状態になると思われます。※追記…ノーマルタイヤ(DUELER H/T684Ⅱ)の正確な外径が分からないのではっきりとした誤差が分かりません。※平成30年11月19日追記…問題の車検OKか、という問題ですが、新型ジムニー JB64を今回購入させていただいたスズキアリーナの営業さん曰く、「そのタイヤではスズキアリーナで車検を受けられそうにない」ニュアンスの説明が契約前にありました。ただし現在整備をお願いしている別の自動車整備工場では「おそらく誤差の範囲内なので大丈夫。」とのことでした。ですので車検をする場所によってOKか、NGかが分かれるようです。そりゃあスズキとしては保証の問題などが生じるので純正サイズ以外では公式にOKとは言えないですよね…。

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新型ジムニー JB64ではこのサイズのタイヤでも違和感ありません。むしろ合っている気がします。

 色々と沢山書きましたが、何気にデメリットが目立ちますね…。しかしこの結果に私はとても満足しています。そもそもこの車はかっ飛ばして走るような車ではないですし、後続車に迷惑にならない程度でのんびりトコトコ安全運転で走りたいと思っています。また時間に余裕がある時に林道なども走りたいなぁ。秘境で滝を拝みに行きたいなぁと妄想もしつつ…。

おそらく次回以降もしばらくは新型ジムニー JB64についての記事を書くと思います。特に燃費やアクセサリーなどについて書ければと思っていますのでご覧いただければ幸いです。合掌