のぼうず ブログ

「アウトドア好き」煩悩まみれのさえないぼうず。「悟り」を目指し日々修行中。

【のぼうずの修行日記11】人は断食するとどう変化するのか?(11日目)

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断食修行11日目。ほんと不思議な感覚です。

拙僧のどこにこんな活力が残っていたのでしょうか。

 普通にあの参道石段も車に頼らず難なく昇り降りできるようになり、荷物の搬入含め今日は3往復できました。まだ余裕が有ります。

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護摩行で用いる護摩木は自身で山から切り出して割って作ります。好みの長さ、太さに出来るので好都合。ご奉仕で手伝って下さる方々の存在も本当に有難い。

よくお師匠様が

「断食をすると一週間過ぎた辺りから体が“切り替わる”。そうなれば本当に心身が朗らかになる。断食修行を定期的に行えば体が記憶し始め、より短い時間で体が切り替わるようになる。」

と仰ってましたが、体が「切り替わる」とはこのことなのですね。数年前に修した1週間の断食護摩修行の際は分かりませんでした。

養鶏(卵)に詳しい方から伺ったとても興味深いお話

鶏を育てるときにある程度年を重ねた鶏に水だけの断食をさせるのだそうです(期間は不明)。そうするとなんとその断食に耐えた鶏は明らかに今までとは違う機能の向上見られるとのこと。長寿細胞が活性化され、毛が生え変わり、とてもしっかりした殻の美味しい立派な卵を再び産み始めるそうです。

これは鶏の話なので人間にあてはまるか不明ですが、もし人間も同様の効果があるとすればすごいことですよね。人間も本来持っている体の機能の少ししか普段発揮できていないと言われています。「火事場の馬鹿力」と言う言葉があるように、生死がかかった状況下において人間も細胞レベルで活性化するのではないかと思います。今の私の状況はまさに当てはまっているのではないでしょうか。普段発揮できていない体の能力が危機的状況下に於いて活性化し呼び起こされたとしか思えません。

といいつつ調子にのっていたら反動が怖いですね(笑)かの有名な弘法大師も皮膚病に悩まされたそうですし、断食修行を繰り返したお師匠様も皮膚病を患ったそうです。ここまで体を追い込むのですから何かしらの反動は起こりそうです。

11日目のステータス

体重      57.2㎏(前日比-600ℊ)

体脂肪率    15.5%

内臓脂肪レベル 3 

骨格筋率    39.3

体年齢     19歳

※まさかの10代(笑)

基礎代謝    1448㎉

BMI      19.0

心拍数     67(1分間)

 

体の様子はこの通りです。毎度見苦しいものをすみません。

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断食修行11日目の様子。

流石に痩せてきましたが、腰回りにまだ脂肪が有ります。先に内臓脂肪が落ちてくれてよかったです。筋力が落ちたせいもあり腕が細くて長いのが目立つ…心なしかエヴァンゲリオン感が出てきましたね(笑)暴走は避けたいところ(笑)髪の毛が無くなったのは断食で抜け落ちたわけでなく、伸びすぎたので刈りました。

 

さて楽だから、心身ともに清々しいからと言ってあまり有頂天にならず、楽しみながら修行したいと思います。今まで有頂天になると必ずなにかしら失敗しましたので(笑)

最後までご覧いただきありがとうございました。合掌。