前回いつもお世話になっている自動車整備工場でスタッドレスタイヤを組んで頂きましたので、今回は自分で初めて新型ジムニー JB64のタイヤを交換します。
因みに此方のスタッドレスタイヤは「回転方向指定」の有るタイヤです。上の写真の真ん中あたりに「⇐ROTATION」の印がありますが、「そちらに回転するように装着してね」という事です。
タイヤ交換の仕方は『新型ジムニー JB64 取扱説明書』の7-15ページに記載があります。
用意した道具
- 2tのフロアジャッキ(昔からガレージに有るもの)
- トルクレンチ(今回新調した)
- クロスレンチ(昔からガレージに有るもの)
- 掃除用のブラシ(ホイール周辺の埃とり用)
- マキタのワークライト(手元の照明用)
- 作業用グローブ
以前から使っていたトルクレンチはメモリを目視するタイプでエクステンションもなく、また老朽化が酷かった為、今回新たに此方のトルクレンチを新調しました。
分かりやすい『取扱説明書』があり、割としっかりしたケースに入っています。
新型ジムニー JB64のホイールナット締め付けトルクは「100N・m」で、
必要なレンチのソケットサイズは19mmです。
尚、後日ホームセンターで此方と全く同じものを見ました。私の場合ポイント付与分を差し引くと楽天(送料込み)の方が若干安かったですが、場所によってはホームセンターの方が安い可能性もあります。
フロント側は此方👇の箇所をジャッキUPします。
傷がつかないように段ボールの切れ端を当てていますが、後で整備士の友人に「滑って急に外れる場合があるからやめた方がいい。傷が気になるならタッチアップペンで補修するように。」と注意されました。ゴムシートなら大丈夫だろうか?また後日聞いてみたいと思います。
リアはデフ玉をジャッキアップします。それでも中心にきていない為、どうしても若干傾きが生じます。
2tフロアジャッキがあると交換がとてもスムーズですね。
ナット締め付けの手順には2通りの手順があるようです。
- 『取扱説明書』通りだと、タイヤをはめて手でナットを回してしめて、ジャッキを下げて地面に戻した状態で、トルクレンチで最終的に締める。
- ネット上に有ったプロの方の情報だと、ボルトやホイールに負担がかからないようにするためには、タイヤをはめてジャッキUPしたまま、いきなりレンチで指定トルクに締める。
私は真ん中を選んでます。ある程度クロスレンチでほんの軽くだけ締めてからジャッキを下ろし、本格的にトルクレンチで締めています。
やはり、より安全を考えるなら1番目の方がいいのかもしれませんね。2番目だとジャッキUPしたままトルクレンチで締める際にどうしても車体が揺れますしタイヤが回転するので締めにくい。ジャッキが外れる恐れの無いよう完全に下した状態で締めるのが安全でしょう。2番目の方法はおそらくこのようなフロアジャッキではなく業務用のリフトを使い、尚且つ業務用のエアーインパクトレンチ等をお使いなのでしょうね。
こちらのトルクレンチ。指定したトルクが加わると「カッチン!」と音が発生するため指定トルクが分かりやすく、とても扱いやすいレンチでおかげで作業がスムーズになりました。またエクステンションが付いているので自分の腕と車のボディーとの間が空いて締めやすいです。こんなに使いやすいなら早く購入すればよかったな…。
今回初めて新型ジムニー JB64のタイヤ交換を行ってみて分かったことは最低地上高が高い為、とても作業しやすいということです。プリウスやゼストのように「かがみこみながら覗き込む」という苦しい姿勢がないからです。そもそもジャッキUPがしやすいのです。
あとは空気を入れて完了です。此方のスタッドレスタイヤはLT規格ですので260kpa入れてます。LT規格の空気圧に関しても色々な解釈があるようですが、私はとりあえず軽自動車だからと言って少なめにはせず、LT規格に見合った空気量を入れています。因みに標準タイヤならフロント160kpa、リア180kpaです。
「LT規格タイヤの空気圧に関して」
私は此方の「べえべえさん」の記事を参考にさせて頂きました。詳細に紹介されていてとても参考になります。ご参考までに。 べえべえさんありがとうございました。
www.moiwa-orosi.com
タイヤ交換後のイメージと嬉しい出来事
タイヤ交換後👇斜め後ろから見るとこんな感じです。最初はちょっとホイールのチョイスがスポーティー過ぎたかな…と思いましたが、意外とイケてる気がします(自己満足)。ネット上で見ていてもレトロ感のあるホイールやワイルド感の強いホイール、テッチンホイールも全部イケてますよね。
嬉しいことに後日セルフのガソリンスタンドに行った際、隣の紳士的な中年男性に
「新型ジムニー良いですね~。またそのホイールもカッコいい!純正ですか?それともどこかのメーカーのホイール?」
とお褒め頂きました。また別の日には20代の女性方に
「なにこれかわいいしカッコいい!軽に見えない!色も最高。お坊さんがベンツとかレクサスから降りてきたら嫌だけどジムニーだったら親近感わいて好印象!お父さん、次の車買い替えはジムニーにしよう!」
とまさかの大絶賛を頂き、お父様もジムニー大好きという事で、その日はうれしくてうれしくて涙がちょちょぎれそうになりました(笑)当然ですが衣着ていたら乗り降りしにくくてしょうがないですけどその言葉に完全に救われました(笑) まぁそもそもお参りには攻めすぎな車だから明らかに適さないですけどね…。ただし大雪警報が出るような時でもご不幸が有ればしばらくは車で頻繁に出ることになりますし、例年雪がよく積もる年末年始も何かと頻繁に出入りしますのでそういう時は心強いこと間違いなしでしょう。ホンダ ゼストの時は4WDとは言え結構難儀しました。
新型ジムニー JB64は幅広い年齢層の方に人気だという事を改めて実感しましたが、見た目だけで購入をご検討の方はこの車の「半端ない特殊感」は乗ってみてはじめて分かりますので一度是非試乗をおすすめします(笑)
今回タイヤ交換について書きましたが、私はプロではなく素人です。もし参考になさる方はあくまでも自己責任でお願い致します。ある程度走行(雪道含めて)してみてのレビューはまた後日掲載したいと思います。
年末は何かと忙しくまた、忘年会などで胃腸が弱りやすい時期かと思います。皆様どうかご自愛ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。合掌。